はらわた

てめーら全員死ね!

タバコと私

俺はタバコに感謝している。
ニコチンが無ければ俺は猟奇的殺人者になっていたから…
とまではいかないが、もはやタバコが無ければ生活に支障が出るレベルになってしまっている。

ファック美味しい空気。
森にはマイナスイオンは含まれていても、ニコチンは含まれていないのだ。
ここに喫煙所を作ろう。

10分程の待ち時間があれば非喫煙者は何をしているのだろうか。
我々ヤニカスは即座に喫煙所を探すのだが、非喫煙者は寒空の下カーフィー等をお洒落に嗜んでいるのだろうか。
友人らは非喫煙者が多いので申し訳なく思う。
じかんはまもろうね!

タバコに火をつけ、ゆっくりと燻らせる。
白煙が空に昇っていく。
紫煙のほうがかっこいいのだが生憎葉巻は吸わない。
一時間も燃えていたら逆に困る。
目を瞑り頭を休ませながら思考をまとめる。
その瞬間だけはタバコと私だけしか世界にいない。
誰にも邪魔されない。させない。
ゆっくり深く息を吸い、吐く。
5、6分、誰にも邪魔されない自分の世界に浸る。
根本の方まで吸い切ったら、名残惜しく火を消す。
とても寂しい瞬間である。
先程まで一緒に過ごしていた友人に別れを告げる心境になる。
タバコの銘柄を私は基本変えない。
JPS一択。箱がかっこいいので。
より一層愛着が湧いているので、吸い殻を捨てる瞬間は一瞬手が止まってしまう。
心の中でさよならを告げ、いつも通りゾンビのようにフラフラ歩きだす。

タバコに何を求めているのか。
癒やしだろうか。
禁煙ブームの世の中でマイノリティを気取っているのだろうか。
自分勝手な祈りなのだろうか。

タバコを吸う人はかっこいい。
私はそう思う。
願わくば自分もそうありたいものだ。

携帯灰皿買おう。